SSブログ

ゲームエンジン「Unity」の可能性。 [ゲーム]

前回の記事について補足したい事があったので追記。

「ストライクウィッチーズ」のゲーム化を考えてみる。
http://smith-kun.blog.so-net.ne.jp/2010-07-27

リンク先の個人で作られたゲームについてなのだが、実はこれ先の「GDC2010」で注目を集めていたらしい(くねくねハニィ氏談:http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1004/20/news014_2.html
ゲームエンジン「Unity」で作られていたのであるが、ピンときた人もいるだろう。
この「Unity」。驚くべくことに高性能でありながら基本使用料が無料なのであるが、これについてのくねくねハニィ氏の文を引用させて頂くが、
驚くのはその性能だけじゃなくて、数千万とか数億円とか言われる既存の大きなゲームエンジンと比べて破格の値段設定を発表したこと。基本機能のみなら無料(アップデートが受けられないけどね)。 「Unity Pro」はサポートもついて、1500ドルくらい(日本円で13万5000円程度)の設定とな。これってさぁ、中小ゲームデベロッパーだけじゃなくて、もしかして「個人」クリエイターがハイスペック機に向けてゲーム制作ができる時代が来るかも♪ という期待感をあおるよね~。下剋上が起こるゲーム産業じゃなきゃおもしろくないのだ!

との事なのである。

個人クリエイターによるメジャーの場への登場は、最近では「ほしのこえ」で脚光を浴びた「新海誠」。「ペイル・コクーン」の「吉浦康裕」。「センコロール」の「宇木敦哉」などアニメーションの世界では当たり前のようになったが、ゲーム業界となるとそういったものは全くといっていいほど音沙汰が無いのが現状である。

しかし、今回の場合、個人でありながらグラフィックに関しては「3Dグラフィック」という点を鑑みるととても個人とは思えないような完成度であり、トゥーンシェードがなされたキャラクターのモデリング、海面のアニメ-ション、モデリング、地面のテクスチャなど非常に良くできており、勿論製作者の技術もあるだろうが、製作者自身も「Unity」について評価しているところを見ると、個人でのゲーム製作の可能性がかなり開けてきているように感じるのである。

次世代機への移行に伴ってゲームの制作費が大作ともなれば数十億の規模が当たり前となっている現在。個人クリエイターまたはそういった人々が登場する事によって、息苦しく感じるこのゲーム業界に一石を投じることが出来るのか、非常に楽しみである。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。