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The Art of Frozen アナと雪の女王 [本]

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ディズニー・ピクサー作品のアートブックの日本語版は大抵映画の公開に合わせて発売されるものであり、公開後に遅れて発売されるという事は基本的にはありえない。3月18日の日本公開から二ヶ月が経過した今日、興行収入が予想を遥かに超える規模になっていながら関連書籍だけは全く持って音沙汰が無く、本著の翻訳される可能性については最早期待するだけ無駄だと判断したので洋書版を購入してしまった。絵本のようなページ数の少なく対象年齢の低い書籍なら兎も角、本著のような洋書のアートブックというのはどれも値段が高く文章量も多いので購入の敷居は結構高い。稀ではあるが洋書を購入した矢先に翻訳版の発売が決定する場合もあるので、大抵は日を置いてから購入するようにしている。今回は公開から日が経っているので日本語版が発売される可能性がかなり低いと踏んだ上での判断なのだが正直これだけ成功した作品なので可能性はゼロとも言い切れない。まあ、出たら出たで買うのだが。

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[絵本]アナと雪の女王 Big Golden Book [本]

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「Big Golden Book」シリーズの絵本「アナと雪の女王」。
前回紹介した「A Sister More Like Me」とは異なり本著は映画の内容を基本に児童向けの絵本として構成したものとなっている。全64ページフルカラー。大きさは27.4cm x 22.1cm。児童向けであるため本作の主軸となる物語を分かりやすくするために多少の変更が加えられている。ウェーゼルトン伯爵関連、スヴェンのキャラクター、トロールやオラフの場面などは減らされていたり無いものとされていたりする。

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[絵本]「A Sister More Like Me」 アナと雪の女王 [本]

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本編におけるアナとエルサの幼少時代の描写は少ない。特に「最初の事故」からの二人の関係が変化した後は劇中歌である「Do You Want to Build a Snowman?/雪だるまつくろう」の間でしか語られないので二人が成長していく中でお互いがどの様に思っていたのかは殆ど分からない。

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アナと雪の女王 ビジュアルガイド [本]

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興行成績の見積もりが低かったのか、日本語訳されている関連書籍がかなり少ない本作。本著はその少ない内での唯一の設定資料本である。

全96ページ。場面カットによるストーリー説明、キャラクター毎の美術設定、背景美術の設定・解説、絵コンテ、声優ならびに製作スタッフインタビューなどがフルカラーで掲載されており、パンフレットでは物足りなさを感じていた人には納得の一冊となっている。特に主人公姉妹であるアナとエルサの設定画は必見で衣装の配色、模様、素材の一つ一つがキャラクターを一人の人間として存在させるために綿密に計算されており本当に拘りが感じられるものになっている。中でもbrittney lee によって描かれるエルサの氷のドレス(とでも呼べば良いのか)の設定画は1200円(税別)の元が取れてしまう程で溜め息が出る位に美しい。

元が取れると言えば表紙のデザインも正にその通りだろう。誰がどう見ても素晴らしい構図であることは言わずもがな、ポイントは前に出されたアナの左足だろう。足を前に出すというポーズがエルサと対照的なアナの天真爛漫さを表現できているだけでなく、足を前に出すことによって身体の重心が後ろにかかる、つまりエルサに身体を預ける姿勢になるわけで、妹と姉という関係、そして二人の互いへの想いが読み取れるものになっている。片方の眉がつり上がったエルサの表情が本当に良い味を出している。この表紙だけで買う価値があると言っても過言ではない。ホントに。


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『花の詩女 ゴティックメード ワールドガイド 』 [本]

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結局8回も観てしまった「花の詩女 ゴティックメード 」。
単行本を買い、ToJを揃え、設定資料を読み漁ったせいでここ数ヶ月は寝ても覚めてもFSS状態。劇場で観たのは4k上映だったのか、そもそも劇場が対応していたのか、またパッケージの段階で2kだったのではないか等と円盤の発売アナウンスを今か今かと待ち焦がれている最中、遂に発売された本著。

「ワールドガイド」の名が示す通り中身はGTM一色。間違っても`F`とか`S`とか`S`みたいな話が出てくることは無く永野護本人による本作の解説が100Pにわたり掲載されており、それとは別に本作のハイライトとして各場面のカットを60P近くにわたり29.4 x 23.4cmの用紙全体を贅沢に使って解説と共に掲載している。その中で見所なのがパンフレット及び雑誌にも掲載されていないカイゼリン起動シーンのカットだろう。機体の発する熱によって幾重にも変化する装甲の色彩表現の美しさは静止画にしても全く見劣りはせず、寧ろ静止画で観ることによって本作が他のアニメ作品と比べて圧倒的なまでに発色がいいという事が本当によく分かる。

そして、ともすればFLASHアニメとも揶揄されてしまう戦闘シーンだが、改めて見てみると機体に対するあの尋常ではない書き込み具合では確かにこの製作体制ではあれが限界なのだろうと考えてしまう。そもそも装甲を半透明で描いている時点で動画向きではないのが明らかなのだが。しかし、本作を観た後だからこそ言えるのだが起動シーン含め永野護のGTM(+MM+MH)の動きに対するアプローチを考えるとCGでも手書きに匹敵する表現は可能なのではないかとも考えてしまう。

そして、「本作のハイライト」である以上「〇〇の〇形」は当然のこと(全身は無し)、〇〇〇や〇も掲載されてるのだが後者に関しては勿体無くて正直見れない。またカーテンコールに登場した絵も全て掲載されているので見逃した人も安心の内容となっている。158Pフルカラーで2,300円というそれなりの値段はするが円盤の購入が確定しているような人にはそれまでの繋ぎとしてオススメな内容となっている。ただ、本著はあくまで「ガイド」本であるため設定資料のラフ絵などは全く掲載されていないのでその点には注意をば。



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『ヘヴンズダスト シンドローム』 電子書籍 [本]

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電撃hp読者ならば覚えているであろう本作。2000年コミックスペシャル号~2003年21号の中で計10回掲載されたのだが、それ以降何の音沙汰も無かったのと集めていた本誌がかさばるため何年か前に泣く泣く処分してしまったためもう二度と読むことは叶わないと思っていたのだが、何と久しぶりに検索してみたら電子書籍化しているではないか。

ゴスロリの格好をして身の丈ほどある剣を振り回すアンドロイド(表紙)とそれについて回る関西弁を喋る小さなロボット(右上)がスチームパンク的な香りを漂わせるディストピア世界を旅するという、今思えば、というか連載当時も電撃hpに掲載されていた事を不思議に感じてしまうような作品だったのをよく覚えている。未読の人にとっては表紙の絵柄からすると以外かもしれないが本作はメカ描写、アクション描写が多く、世界観含め内容は基本SFモノである。試し読みも可能なので一見さんも一読してみては如何だろうか。

現在よしみる名義での本作と別名義での『ココロノミカタ』が配信されているが、『ココロノミカタ』が198Pで1000円なのに対して『ヘヴンズ~』の方は1話30P前後で500円。一見すると若干高いように思えるが「同人誌」の値段として見ると普通の値段である(オイ)。しかし10話分配信されるとなると計5,000円。・・・まあ私の場合は元々好きだったので躊躇無く全話購入してしまうのだろうが、願わくば単行本として販売して頂きたいものである。

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「M:I / ゴースト・プロトコル」 他 CINEFEX No.25 [本]

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6/27に発売された「CINEFEX」最新号。
扱う作品は、
「ジョン・カーター」 P6~45
「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」 P46~81
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」。 P82~107

「ジョン・カーター」は未見+大半がCG、そして「タンタン」はフルCG作品なのでここではアナログ的手法を基本としている「ミッション:インポッシブル」の特集について紹介してみる。

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アラン・ムーア続々。 [本]

新刊・復刊などで色々増えてきたのでまとめて紹介。


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扉は閉ざされたまま 読了 [本]

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密室トリックというとどことなく地味な印象がある。それは「ミステリー小説」という言葉を抜きにして考えたとしても同じである。密室トリックである以上舞台はその部屋に限定されるため、そこでの人物によるアクションは制限される。躍動感はなく、目の前の謎を解くため必然的に会話が増えていく事になる。だから、地味という印象を憶えずにはいられない。

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よつばと! [本]

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「よつばと!」の1巻を購入した。

「あずまんが大王」の頃からこの絵柄に対して何となく興味を抱いてはいたが終ぞ購入に踏み切る事は無く、本作に関してもそれは同様であったため、出版されてから実に5年ごしの邂逅となってしまった(実は同じ作者だとは知らなかったのだが・・・)。

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