SSブログ

「ドリームクラブ」はドリーム足り得るのか [ゲーム]

「話題沸騰!2次元の恋愛シミュレーション!」としてネットでも話題を呼んでいるXbox360専用ソフト「Dream Club」 (ドリームクラブ)。

本作はアイドルマスターからの流れを汲むトゥーンシェード、レンダリングによって生成された二次元の絵ではない、三次元としての女性キャラクターとの恋愛を楽しむゲームである。そして、その触れ込みはこうだ。

「ピュアな心を持った男性だけが入店を許されるという、大人の社交場”ドリームクラブ”」

要するにキャバクラでネーチャンと遊ぼうというハナシである(身も蓋もない)。

公式ホームページ
http://www.d3p.co.jp/dreamclub/
コンシューマー機では「龍の如く」が確かキャバクラ要素を初めて入れたゲームだった気がするが、それをゲームのコンセプトとして主軸に置いたのは今作が初めてだろう。ただやってる事は普通の恋愛ゲーと変わらないのだろうが。

で、今回何故今作を取り上げたのかというと、登場するキャラクターについて言及しておきたかった事があったからである。というよりキャラクターの原案である絵として描かれたキャラクターデザインについてなのだが。

これが非常に気持ち悪いのである。

私が把握しているキャラクターは8人なのだが、おそらく店での制服を着ている絵なのだろうが、「るい」「みお」という2人以外のキャラの頭身に非常に違和感を憶えるのである。多分この違和感はこの制服のデザインも多少影響しているのだろう。胸元と肩、ふともも部分が露出するこの服装は意味のない前掛けと相俟って明らかに「デザインとしての服装」である事を放棄している。

恐らく「メイド的」なデザインを意識したのだろうが、あれはそもそも露出する事を目的としているワケではない。だからそのような服装を露出する事に目的化してデザインすればおかしいのは当たり前である。「露出するミニ着物」をイメージしてもらえば分かると思う。しかもこのデザインは白と黒だけで構成されており、白が全面に出てきてしまっている。そのため服装が変に強調されてしまっている。「服装が強調されている」のではなく「変な方向に服装が強調されている」のである。

そしてその「変な服装」と「微妙に違和感を憶える頭身」が合わさる事によりより違和感が生じ結果として気持ち悪さが助長されてしまう。これは酷い。

最初は何となく違和感を感じていただけだったのだが、改めて文章にして分析してみるとその不自然さが良く分かる。これで決定稿とした制作側は本当に納得しているのだろうか。制作側の女性観が心配である。ユーザーもこれに違和感を感じてはいないのだろうか。ひょっとして違和感を感じているのは私だけなのだろうか。自分に審美眼がそれほど備わっているとは思わないが、生理的にこのデザインを拒絶している事だけは確かである。

というかそもそもキャバクラに何故制服があるのか、甚だ疑問である。愚問なのだろうが。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。