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赤福 [日記]

いわゆる赤福問題。

三度に渡る記者会見での社長の移り変わる証言を世間はどう見たのか。

最初の記者会見で「認識不足でした」と言われた時に、多くの人は恐らく「そんなわけねぇだろ!!」と思われただろう。そして、それが三度続けて行われた時、「はいはいワロスワロス」と一蹴していたと思う。私も実際「認識不足」と言われた時は同じ様な反応をしていたし、三回目の記者会見でも同じ様な事は思っていた。

しかし、実際のところはどうなのだろうか。
真相は本人達にしか分からないのであくまで推測の域を出ないが、それを前提にしてある可能性が浮かび上がる。

本当に認識不足だった、と。

製造業である以上、製造から販売までの一連の流れの詳細を社長であるならば当然認識・把握している筈である。というか、そうでなければ社長はつとまらない。そう考えた場合、通常認識不足というのはあり得ない。しかし、赤福は老舗だ。しかも今の社長は若く、三十年間続いている偽装の発端には関わってはいない。

するとどうなるか。
当然現場の作業員には社長よりも年輩の人もおり、個々の作業に関しては社長よりも詳しいという事は十分に考えられ、ノウハウもあるだろう。もちろん、偽装に関しても。そして、その「詳しい作業員」により社長のあずかり知らない所で偽装が行われた場合、当然上には情報は上がってこない。「あまりを出さない」が前の社長の命令だからだ。今の社長は偽装の概要は知っているが、その詳細までは認識していない。その後、偽装が発覚する事によって知らない情報が次々と社長のもとに入ってくる。

そうなれば「認識不足」としか言いようがないだろう。
三度の記者会見で変遷する社長の発言を見る限り、「ばれた範囲で責任を認める」という認識をしてしまうのは当然だ。しかし、赤福というブランドを考えた場合、潔く責任を認めた方が今後のためにもいいとも言える。そう考えると、今回の一連の記者会見にはやはり違和感を感じてしまう。認識していたか否か。いずれにしても早く騒動を収めて欲しいところである。

まあともあれ、今回の問題ではっきりした事が一つあることは確かだ。

「どの会社も偽装をしている可能性は十分にある」と。


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