「花の詩女 ゴティックメード」名古屋ピカデリー上映【ドリパス】 [アニメ]
【名古屋】「花の詩女 ゴティックメード」復活上映なるか!?@名古屋ピカデリー
大阪、東京に続き漸く名古屋での再上映のチケット販売が行われた本作。大阪、東京では「4k上映」として宣伝がなされていたが今回は名古屋市内の映画館としては単館規模のスクリーンとなる「ピカデリー」での上映となる。そのため上映方式は当然4kでは無く音響もシネコンの400、500人規模のスクリーンの様なモノはない。そのためこれまでの再上映回と比べると若干見劣りはしてしまうのだが名古屋でもう一度観れるというだけでも喜ぶべきことなのだろう。企画成立は70枚なのでこのペースで行けば恐らく成立するだろうが、若干心配ではある。勿論地元民である私は行くつもりである。上映が18:50というのも有難い。本作については今更説明不要なので内容については割愛するが、未だ観たことが無い人、観れなかった人に対して本作が「何なのか」という事は一応説明しておきたい。
これは永野護の頭の中にある「FSS-ファイブスター物語」を永野護本人によって制作された後にも先にも唯一の映像作品である。
後にも先にもとしたのは年齢的、制作期間的、そして現在連載中の本編の事を考慮した場合続編が制作される可能性が極めて低いからである。そして、本人が制作指揮を執り監督・脚本・演出・原画その他諸々を自らが行っている、つまりはFSSにおける「MH」「ファティマ」「ハイランダー」等の物語の根幹を成すSF的要素が作者の頭の中でこれまで如何様に描かれてきたのかという事が本人の手によって初めて明らかにされるという事である。特に「GTM / MH」「ファティマ」に関しては音と色が付きアニメーションとして動くことによって、漸く真にそして世界初にして唯一の「お披露目」が行われているのである。これがどれほどの事を意味するかは読者であれば分かるはずである。
2012年11月1日の公開から既に一年以上が経過しており未だに再上映が何度も行われているためディスク化の気配が全く無いのだが、いつかは出るのだろう。しかしこれも何度も言っているが本作は映画館で観なければ「全く」意味が無い、最近で言えば「ゼロ・グラビティ」と同質の作品なので名古屋市内に住んでいる人には是非とも観に行って欲しいところ。後にも先にもこんなに変な作品は無いということも含めて観ておくべきだと言っておきたい。
ピカデリー公式サイト
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