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BABYMETAL夏の陣 サマソニ2016 ~君死にたもうことなかれ~ [音楽]

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前回BABYMETALのライブを観にアメリカ西海岸へ渡った話。


日本には4大ロックフェスというものがある。

・FUJI ROCK FESTIVAL
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL
・RISING SUN ROCK FESTIVAL

そしてSUMMER SONIC。
毎年夏が近づいてくると流れてくるTVCMで何度も耳にしていたから、ライブやフェスに興味の無かった頃の自分でも流石にこれらのフェスの名前くらいは知っていた。TVの画面の中で繰り広げられる、真夏の日照りの中ステージ上でパフォーマンスをするミュージシャンと共に歌い踊り騒ぐ無数の人々を眺めながら「こんな世界があるのか」と驚くと同時に、インドアな趣味に浸る自分には死ぬまで縁の無い世界だと当時は思っていた。好きなアーティスト、気に入っている曲は移り変われど音楽に対する興味は尽きなかったが、ライブを観るという行為以上にこの狂乱の様相を呈したフェスという空間に身を投じる気にはとてもなれなかった。あまりに場違いというか価値観が違いすぎてとてもついていけなかった。

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『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』の3DCGモデルについて [アニメCG]

前回『アイドルマスター プラチナスターズ』におけるモデリングの変化・変遷について

で、昨年の11月頃に漸く『アイドルマスター プラチナスターズ』を購入したのだが、以前書いていたようにプラチナスターズのモデリングについてはPVの時点であまり期待してはいなかった。そして実際にプレイしてみてもこちらが想像した通りのクオリティでそこに驚きは無かった。ゲームとしては勿論、3DCGモデルやモーション、ダンスの方向性のどれをとっても「アイドルマスター最新作」に期待していたものからは程遠かった。

自分の好みに合わなかったという点も当然あるだろう。しかしそれを加味してもなお、今では珍しくなくなったアイドルの3DCGダンスアニメーション市場においてかつて金字塔と呼ばれたこのシリーズの最新作に見合うものだとは思えなかった。なのでゲーム自体はクリアするに至らず中盤辺りで満足して終わってしまった。期待していた3DCGダンスアニメーション部分がゲームへのモチベーションだったのだから当然である。


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『キラキラ☆プリキュアアラモード』第5話にみる物語の原動力 [アニメ]

つい先日、溜まりに溜まっていた『魔法つかいプリキュア!』を漸く観終わった。何故ここまで放置してしまったのかといえば、まあ某メタルダンスユニットを追いかけるのに忙殺されていたというのが一番の理由だ。放送が始まったのが2016年2月で頭の方はリアルタイムで観ていたのだが4月にあんな事が起こってしまったので映画もアニメもブログも完全に放置するハメになってしまった。(詳しくはBABYMETALのライブを観にアメリカ西海岸へ渡った話。を読んで頂きたい。)

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謹賀新年

明けましておめでとう御座います。本年も宜しく御願い申し上げます。
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なぜ『ダンケルク』を観るために海外のIMAXシアターへ行くのか。 [映画]

前回『ダンケルク』IMAX 70mm上映に際して。

本当は一つの記事にするつもりだったけど書きたい事が増え過ぎて長くなってしまう事を考え、取り合えず前回のを前置きとして分割投稿。

さて、『ダークナイト ライジング(2012)』以来ここでは何度かIMAXについての記事を書いているけど、お陰様でどうやら各所で好評を頂いていたらしい。と言っても最近は更新をサボり気味で以前に書いた記事も今となっては内容も結構古くなってしまったので、今回は最近のIMAX事情も踏まえて『ダンケルク』について書いていきたいと思う。

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『ダンケルク』IMAX 70mm上映に際して。 [映画]

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IMAXは常にエポックメイキングな作品と共に発展してきた。『ダークナイト』『アバター』『トランスフォーマー』『ホビット』『スター・ウォーズ』。所謂ハリウッド超大作と呼ばれる作品では常に新しい撮影方法が模索され、上映規格もまた映画の新しい表現方法として現在も様々な形態が生まれ続けている。

2009年に日本のIMAXデジタルシアターが誕生してからというものIMAX対応作品は年を経る毎にその数を増している。IMAXといえば当時はまだ特定の地域にある限定的な上映規格だったが、この9年で着実に知名度を上げ映画館のブランドとして地位を確立する事に成功しているのは誰もが認めるところだろう。「大作ならIMAX」「IMAX上映作品はIMAXで観る」という認識は最早今では一般的と言っても良い。

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『アイドルタイムプリパラ』にみる3DCGモデルの変化・変遷 [アニメCG]

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さて、今年の2月に入ってからは特にイベントも無かったので2016年4月以降の溜まりに溜まっていた『アイカツスターズ』と『プリパラ』のアニメを漸く消化する事が出来た。前者についてはいつか話すとして(その機会があればいいが)、『プリパラ』についてはまあ突っ込みどころはあるものの140話という話数に相応しい見事な大団円を迎えることが出来ていたので信じて観続けて来た甲斐があった。3DCGのライブパートについては特にモデルチェンジも無く最後まで大きな改善が見られなかったのは残念だが、要所要所で視聴者の心を掴むようなモノにはなっていたので概ね満足している。

当初『プリパラ』は今期で終了するものと思っていたので『アイドルタイムプリパラ』としてアニメシリーズが新たに始まると聞いて驚いたのだが、なるほど筐体の寿命は3年と聞くから他のシリーズ同様本作も同様の流れを汲んだという事なのだろう。しかしながらあの終わり方を向かえておいて新シリーズにあたって既存のキャラや世界観、設定はどうするのかと思っていたのだが、まさかのらぁら転校による続投かつ新主人公の登場とは。この辺り、本シリーズらしい力技というか最早いつも通りなノリなので慣れたが、果たして神アイドルランクのらぁらが続投してパワーバランスは大丈夫なのかという心配もあるが森脇監督の事なので上手く処理してくれるのだろう。

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UHD BDにおけるマスターの解像度に一体何の意味があるのか。 [BDアレコレ]

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以下の文章はUHD環境の無い人間によるものなので、既にUHD環境を持っている人には全く参考にならない事を予め御留意頂きたい。


2016年に販売が開始された映像物理メディアの次世代規格「Ultra HD Blu-ray」。従来のブルーレイディスクの映像規格である2K-通称フルHDと呼ばれていた1920×1080の解像度の2倍、面積に換算すると丁度4枚分となる3840×2160という所謂4Kという解像度による映像物理メディア。HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)による高コントラストの実現と従来のブルーレイに採用されていた色域規格BT.709から自然界の色を99.9%表現可能なBT.2020の採用。ビット深度は8bitから10bitへ拡張、転送レートはブルーレイの40Mbpsから100Mbpsへと上がりメディアの容量は2層で66GB、3層で100GB。またUHD BDに採用されるHDR10の輝度表現を越えるドルビーのHDR規格ドルビービジョンにも対応する事が決定している。

さて、映像メディアのスペックとしてみればUHDBDは従来のブルーレイから大きく進歩している。再生される環境如何では下手な映画館よりも高精細な映像を見る事も可能である。4Kテレビが持て囃された時代はとうに過ぎ去り、4Kの環境が標準となり始めている今では8K相当の映像にアップコンバートするテレビまで登場している。4Kテレビが10万円台で購入可能になっている今、最早液晶テレビ=4Kと言っても過言ではないだろう。

そんなUHDBDの登場と4Kテレビの普及による4K時代の真っ只中、とある問題が持ち上がった。そしてそれは4Kの普及に伴う不可避とも言えるものだった。

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『アイカツスターズ!』の3DCGダンスアニメーションについて。 [アニメCG]

さて、まあお察しの通り昨年は色々あったので当ブログの更新はご覧の有様である。4月にアレがあったせいで以降のアニメ作品は全く観れていない。具体的に言うと『魔法つかいプリキュア!』『プリパラ3期』『アイカツスターズ!』はほぼノータッチ、『ラブライブ!サンシャイン!!』はつい先日観終わった、という状態である。要は現実のアイドル(厳密にはアレはアイドルでは無いのだが)を追っかけるのに必死でアイドルアニメなんぞにかまけている暇は無い、というワケだ。事実、昨年の7月以降の6カ月間でライブに10回(アメリカ、イギリス遠征含む)、フェスに1回行っており、その合間を縫って映画館に通っていたのでアニメをチェックしている時間が本当に無かったのである。

で、どうやらこれは今年も続きそうなのではっきり言ってアニメCG関連の記事を書いている暇は正直無い。いや、個人的には書きたくて仕様が無いくらいネタが溜まっているので精神と時の部屋が欲しいくらいなのだが。特に『ポッピンQ』とか『ポッピンQ』とか『ポッピンQ』とか。

なのでアニメCG関連の記事を楽しみにしてくれている方々には本当に申し訳ないのだがこれからは他を当たって欲しいというのが正直な所(居るのかそんなヤツ)。

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シン・ゴジラ1号雛型(形状検討用)展示中 [映画]

7月29日に公開された庵野秀明監督作品『シン・ゴジラ』。
その制作にあたって劇中のゴジラのデザインを担当する事になった造形家の竹谷隆之氏。1954年の初代ゴジラをベースにゴジラの根源的な部分に立ち返るというコンセプトデザインの元、おそよ半年に渡って最初の雛形となるモデルが制作された。

「シン・ゴジラ1号雛型(形状検討用)」

全高50cm、全長1mを超える大きさの最初のモデルは形状検討用という名前からも分かる様に細部の形状が確認できるように単色での着色がされておりそのディテールは文字通りの鬼気迫る、狂気の宿るような圧倒的な造形となっている。この1号雛型は先日行なわれたニコニコ超会議2016で初御披露目となり、その際には着彩検討用として制作された2号雛型も公開される事となった。

そして映画公開後の現在、この「シン・ゴジラ1号雛型」が東京都内のドコモラウンジにおいて展示されている。ニコニコ超会議2016の時とは異なりガラスケースによる保護は無く店舗内も明るいため細部まで肉眼で確認できるようになっている。勿論撮影は自由なのでまたとないチャンスである。

私は映画館鑑賞後にすっかりその造形にハマってしまったクチでつい先日東京へ雛型撮影のために弾丸ツアーをしてきたのだが、これがもう本当に最高過ぎて言葉が無かった。人の手によるモノとは思えないその見事すぎる造形にただただ溜息しかなかった。画像や映像では伝わらない、正に感触が伝わってくる圧倒的なディテール。

ドコモラウンジでの展示は8月31日までなので見たい人、撮影したい人はお早めに。
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東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1F
http://tokyo.docomo-lounge.com/access/



 

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