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2014年映画総決算 [映画]

2008年/2009年/2010年/2011年/2012年/2013年

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年末に急遽予定を組んだせいで2012年の様に回数を減らせるワケもなく、結果として劇場鑑賞回数が67回となってしまった2014年。新作は48本で重複が11回。リバイバル作品が8本。新作が優先してしまい殆ど行けなかった午前十時の映画祭は勿論の事、今年は見逃した作品があまりに多く、そして大きかった。そのため今年のラインナップは結構酷い。ランキングにするのが色んな意味で躊躇われたのが正直なところである。なので今年は簡素なコメントにしたい。真面目な話コメントに困る作品が多いので書こうにも書けない。ランク付けも同様。上位作品は問題ないが半分下の作品はどれもパッとしない。本当に酷かった作品は少ないがかと言って積極的に評価したくなる作品が多かったワケでもない。

いざランキングを付けてみて気づいたが今年はアニメ作品が強かった。

1位 インターステラー [15/70mm シドニーIMAXシアター]7回
「ライジング」同様手放しで褒められる作品では全く無いが、まあそういう事である。語りたいシーンはいくらでもあるが、個人的に強烈に印象に残っているのはやはり冒頭の無人機を追いかけるシーンである。初見の時から心を鷲掴みにされたような感覚を覚え、飛行機を追いかけてとうもろこし畑を走っているだけなのに何故か郷愁に似た様なよく分からない感情を呼び起こさせる。ノーランにこんな画が撮れるとは。

2位 劇場版 アイカツ! 2回
一回目は普通だった。二回目がヤバかった。事前情報を入れずに観たので「ああ、そういう方向ね」という感じで一回目は分析しながら観ていたので、まあ良くも悪くもいつも通りのTVシリーズの感覚で観ていたのだが、二回目は何が起こるかが予め分かっているので展開を先読みして楽しむことが出来たのだがそれが不味かった。普段アニメCGについて書いている事もあり、そしてTVシリーズは作画が多少不安定な部分もあるので脚本や演出含め分析的な見方をしてしまいがちなのである。だから一回目を観た時は正直そこまで心に残るものではなかった。勿論最高だったという事を前提としての話だが。なので二回目の時は先読みして楽しむことが出来たので分析的な視点はなりを潜め、話そのものに集中して観ることが出来た。そしてそれが故にダイレクトに感情に訴えかけられる事になってしまった。

まあ、早い話が泣いてしまったのである。それもかなり。

観た人は多分分かるだろうがクライマックスの「あの曲」である。メインではない方の。いや、もうね、意味が分からない。ワケが分からずにひたすら涙が出てくるのでそれに身を任せるしかない。何となく見当はつくが、何というか身体は正直だなぁと思った次第である。

3位 アナと雪の女王 [吹替]2回  [dolby atmos 3D]1回
正直バランスの悪い作品であり決して手放しで褒められるようなモノでは全くないし何よりそこまで面白い作品ではない。が、それを以ってしても抗いようが無い魅力があった。色んな意味で。

4位 思い出のマーニー
まあ、アレだ。察して欲しい。

5位 ラッシュ プライドと友情 2回
最高。

6位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
脚本や演出、選曲もそうだがなによりデザインが素晴らしい。特に主人公の船。

7位 ゴーン・ガール
これ程結婚の経験の有無によって感想が分かれる作品もないだろう。

8位 プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠の友達 2回
初めて観たオールスターズ作品。そして初めて映画館で観たプリキュア作品。仮面ライダーWと同じくシリーズ作を全く観ていなくても楽しめる作品になっており、何より本当に良く出来ている。思わず二回見てしまった程。

9位 オール・ユー・ニード・イズ・キル [dolby atmos 3D]
終盤に難あり。ただ、前半は破格の面白さだった。

10位 ヘラクレス
全く期待していなかった反面面白すぎてビックリした。久々に心から熱くなれた筋肉アクション映画だった。

11位 映画ハピネスチャージプリキュア 人形の国のバレリーナ
TVシリーズの出来が今一つなせいで対照的に映画が必要以上に良く見えてしまう。オチというか問題の発生原因に賛否があるだろうが。それ以外は本当に良く出来ている。劇中歌が流れるシーンは最高である。

12位 エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
予想以上にメルギブが最高すぎた。

13位 GODZILLA
脚本がアレな点についてはまあ目を瞑ろう。ゴジラが登場して吼える。それさえ上手く出来ていれば十分満足である。

14位 ドラッグウォー 毒戦
今年の銃撃戦ナンバーワン。

15位 ホビット 竜に奪われた王国 [IMAX DIGITAL HFR 3D]
指輪物語もそうだが主要キャラの殆どに死なない安心感が感じられるせいで戦闘シーンに緊張感がない。ただ、中盤の長回しシーンは素晴らしかった。

16位 Wake Up Girls!
アイマスがダラダラと二時間かけていたものを1時間で描き、なおかつ面白い。劇場版でありながら作画に難がある点は褒められたものではないが劇中曲である「タチアガレ! 」のライブシーン含め作品に力強さがあった。なおTVシリーズは観ていない。

17位 6才のボクが、大人になるまで。
年をとる事、それ自体が画面上の演出として成立してしまうというあの説得力は唯一無二。

18位 マップ・トゥ・ザ・スターズ
何だか大分とっ散らかっているので消化不良感があるがジュリアン・ムーアが相変わらず最高なので良かった。「キッズ・オールライト」以降年を重ねた今のほうが生き生きしているように見える、見ていて楽しい女優の一人。これから観る予定の人は予告編含め事前情報を控えることを勧める。

19位 トランスフォーマー ロストエイジ [IMAX DIGITAL 3D]
香港の街が「吸い込まれる」シーンの音響の凄まじさに乾杯。

20位 楽園追放
アンジェラのデザインが酷い。何が良いたいのか分からない。髪のボリュームあり過ぎ、結び目の位置が下過ぎてバランスが悪い、髪と身体のバランスも悪い、胸デカ過ぎ、胸周りのデザインは海苔がくっ付いている様にしか見えない、釘宮理恵は合ってない。ただ、オリジナルで104分‎のセルルックフルCGアニメが作られた事の意義はあまりに大きい。モデリングやアニメーションの問題点はまだまだ山積みだが本作と009を機にこれからもこういった作品が増え続けてくれることを願わんばかりである。それと板野サーカスの未来を垣間見ることが出来たのは大きな収穫である。

21位 ニード・フォー・スピード
久々にまともなカーアクション映画が観られたのでそれだけで十分。ヴェイロンがレースカーで登場するとか最高すぎる。

22位 LUCY ルーシー
何というか撮ったもの勝ち的な。

23位 X-MEN:フューチャー&パスト
ビームのあいつが、ビームのあいつが帰ってきた・・・!

24位 300 帝国の進撃
バトルセックス最高。

25位 エクソダス 神と王
見ろ、人がゴミのようだ!

26位 アメリカン・ハッスル
チャンベの腹が本物だと知ってちょっと心配になった。

27位 サボタージュ
サム・ワーシントンは頭悪そうな役が上手い。

28位 大脱出
刑務所の「あの」設定ってどっかで観た覚えがあったんだけど・・・。何だったっけ。

29位 フューリー
序盤20分位寝た。が問題無かった。そして全体的に茶番臭かった。

30位 アメイジング・スパイダーマン 2 [IMAX DIGITAL 3D]
ライミ版にははるかに劣るが良い部分も色々ある。まあ、良いんでないの。

31位 ザ・レイド GOKUDO [R-15版]
観た後に気づいたR15版。そのせいなのか分からんが正直つまらん。続編の駄目なパターンの一つである「話を語り過ぎる」を地で行っておりそもそも戦闘シーンにカタルシスが殆ど無い。観ていて気持ち良くない。敵の二人組み色モノ過ぎて正直ノれない。アガらない。ウチョがマイケル・コルレオーネみたいだった。

32位 ドラキュラZERO
アイカツ!アイカツ!(違う)。

33位 マイティ・ソー ダークワールド
まさかのスラップスティックコメディというチャップリンやバスター・キートンもびっくりのラストバトル。

34位 ハンガー・ゲーム2
1は結局今でも観ていないがそれでも本作は結構楽しめた。「バトル・ロワイアル」を期待してはいけない。

35位 劇場版 進撃の巨人/前編 紅蓮の弓矢
新規カットは・・・多分無かったか。スクリーンで見る巨人の説得力と地響きを感じる足音は間違いなく劇場版としての意義があった。が、クライマックスの劇伴が超絶改悪されていたのでカタルシスも糞もない。Fuck!

36位 エージェント:ライアン
どうみてもカーク船長にしか見えない。

37位 ザ・イースト
環境テロ云々の前にキリスト教的なイメージがそこかしこに散りばめられていてビックリした。

38位 ダイバージェント
最近になって本作がシリーズものだったと知って漸く納得できた。

39位 ポリス・ストーリー レジェンド 吹替
従来のポリスストーリーを期待すると肩透かしを食らうがその点を抜きにすれば意外と面白かった。

40位 攻殻機動隊ARISE border:4
全4話振り返った今、本シリーズの攻殻らしさは何かと考えたがやっぱり私の求めた、観たかった攻殻ではなかった。

41位 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ
TVシリーズは観ていないがキャラの性格は大体把握していた。おそらくTVシリーズの全26話で各キャラの成長は描ききったのだろう、後輩と組ませることで別の側面から物語を紡ぐというその意図は分かる。がTVシリーズを観ていないのに感じてしまう作品全体の蛇足感のせいでいまいち入り込めない。後輩メンバーとの絡みで生まれる物語が心底どうでもよく終盤で明らかになる「オチ」には正直呆れてしまった。それを「映画」でやるのか、と。

42位 ヴィオレッタ
この母親にしてこの娘。この映画を作る事それ自体が・・・というのは野暮か。

43位 ノア 約束の舟
ラスト15分までが恐ろしく退屈。

44位 オンリー・ゴッド
ワケが分からん。

45位 ルパン三世
色んな意味で混乱する作品。

46位 攻殻機動隊ARISE border:3
やりたい事は伝わるしこれが3章にした理由も分かる。だが単純に面白くない。

47位 マレフィセント
美しいブタ顔のお姫様。

48位 スノーピアサー
生理的に無理。

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