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「ゼロ・グラビティ / GRAVITY」[blu-ray] [BDアレコレ]

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監督 アルフォンソ・キュアロン
出演 サンドラ・ブロック
    ジョージ・クルーニー
音楽 スティーヴン・プライス
撮影 エマニュエル・ルベツキ
VFX FRAMESTORE 他

画質 MPEG-4 AVC (2.40:1) 加盤
10点。

円盤の早すぎる到着に驚きつつ雑感。
2kマスターということもあり、元々IMAX DIGITAL 3Dでの観賞時点で若干の解像度不足を感じていたのだが、家庭での視聴においてはそれはどうやら杞憂だった。とは言っても「エリジウム」のような超絶画質というワケでもないが、グレインが適度に足されているせいもあって2kマスターながらも他のSF映画にはない圧倒的なまでの臨場感、現実感が感じられる。「アバター」「エリジウム」を観た人は分かるだろうが、グレインが無い映像でCGが綺麗になりすぎると誤魔化しが効かないため些細な点が作り物感を生んでしまうのだが、本作ではライティング含め元の映像のクオリティが高いのは勿論のこと、先のグレインや2kマスターという点がキュアロン監督の長回し手法と相俟って全編に渡ってドキュメンタリーのような臨場感を与えている。

公開当時65mm撮影部分に実は疑問を持っていたのだがBDで改めて当該シーンを観てみると成程納得。何故あのシーンだけ65mmで撮影したのかが良く分かるようになっている。

映像特典としてプロダクションメイキングである「Gravity: Mission Control」が107分、ポスプロCGメイキングの「Shot Breakdowns」が37分、youtubeでも公開されている短編「Aningaaq」とそのイントロダクションが計11分、エド・ハリスが素晴らしい御声でナレーションを行っているスペースデブリについてのドキュメンタリー「Collision Point: The Race to Clean Up Space」が23分と結構なボリュームになっている。因みに全て字幕表示が可能となっている親切仕様。一つ残念なのがBDアナウンスに予定されていた「Gravity: Silent Space Version」が結局収録されておらず、恐らくスティーヴン・プライスによるスコアを無くしSEと声だけで構成された本編の音声トラックなのだろう。無音の宇宙空間が再現されている本編だけあって期待していたのだが。

独盤はリーフリかつ3D版にだけ日本語収録らしいので気になる人はそちらをチェックするのもありだろう。ともあれベストバイである事は間違いない作品である。
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