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『花の詩女 ゴティックメード ワールドガイド 』 [本]

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結局8回も観てしまった「花の詩女 ゴティックメード 」。
単行本を買い、ToJを揃え、設定資料を読み漁ったせいでここ数ヶ月は寝ても覚めてもFSS状態。劇場で観たのは4k上映だったのか、そもそも劇場が対応していたのか、またパッケージの段階で2kだったのではないか等と円盤の発売アナウンスを今か今かと待ち焦がれている最中、遂に発売された本著。

「ワールドガイド」の名が示す通り中身はGTM一色。間違っても`F`とか`S`とか`S`みたいな話が出てくることは無く永野護本人による本作の解説が100Pにわたり掲載されており、それとは別に本作のハイライトとして各場面のカットを60P近くにわたり29.4 x 23.4cmの用紙全体を贅沢に使って解説と共に掲載している。その中で見所なのがパンフレット及び雑誌にも掲載されていないカイゼリン起動シーンのカットだろう。機体の発する熱によって幾重にも変化する装甲の色彩表現の美しさは静止画にしても全く見劣りはせず、寧ろ静止画で観ることによって本作が他のアニメ作品と比べて圧倒的なまでに発色がいいという事が本当によく分かる。

そして、ともすればFLASHアニメとも揶揄されてしまう戦闘シーンだが、改めて見てみると機体に対するあの尋常ではない書き込み具合では確かにこの製作体制ではあれが限界なのだろうと考えてしまう。そもそも装甲を半透明で描いている時点で動画向きではないのが明らかなのだが。しかし、本作を観た後だからこそ言えるのだが起動シーン含め永野護のGTM(+MM+MH)の動きに対するアプローチを考えるとCGでも手書きに匹敵する表現は可能なのではないかとも考えてしまう。

そして、「本作のハイライト」である以上「〇〇の〇形」は当然のこと(全身は無し)、〇〇〇や〇も掲載されてるのだが後者に関しては勿体無くて正直見れない。またカーテンコールに登場した絵も全て掲載されているので見逃した人も安心の内容となっている。158Pフルカラーで2,300円というそれなりの値段はするが円盤の購入が確定しているような人にはそれまでの繋ぎとしてオススメな内容となっている。ただ、本著はあくまで「ガイド」本であるため設定資料のラフ絵などは全く掲載されていないのでその点には注意をば。



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